蔵びらき
八多町(屏風地区)の皆様と、旧醤油蔵の改装前、蔵の内覧会を開催しました。
閉業から53年。地元の方も、中を見られたことがある方は少なくなっています。蔵の中がどんな様子なのか?今後どのように生まれ変わるのか?最初に地域の皆様にご覧いただきたく、内覧会を開かせていただきました。



「昔は家から瓶を持っていって、醤油を詰めてもらっていたのよ」と教えて頂いたり、「家に醤油蔵のうちわがあったよ」と、ご寄付を頂いたり。
本当に多くの地域の皆様にお越し頂き、ありがとうございました。まもなく、樽の解体が始まります。樽の行方は?



蔵の鼓動(こどう)
神戸市北区八多町。
淡河や大沢の境にあって、自然豊かな農村地域、里山風景が広がっています。現在も、米作り、いちご、野菜の栽培など神戸の「きらびやかな海」のイメージとはかけはなれた、素晴らしい里山文化が根付いています。
旧畠中醤油醸造所。明治29年創業、昭和47年までこの地区で地醤油を作ってきた蔵。閉業してから53年を迎えようとしている廃墟です。
この度、私たちは旧畠中醤油醸造所をコーヒー焙煎所、兼カフェとして開業することに致しました(26年4月予定)。地域食材の提供、直売マルシェの設置、体験型ワークショップや教室の開催、レンタルスペースなどを開設し、里山交流施設(認可)として八多町の魅力発信になればと思います。
地域の皆さまや、来られたお客様が、箍(たが)をはずせるほど開放的な空間であり、箍(たが)を編みこむように、体験や交流を通じて、人とひとが絡み合う、繋がっていく。そんな「醸造の場」になればと考えます。
私自身、幼い頃から、多くの時間を母方の実家「田舎」で過ごし、学生時代は生物を学びながら広島県北の中山間地で暮らしていました。幼少期から里山に触れられたことが、今の私の自然に対する思いや、自己形成に大きく影響しております。未来を担うこども達が、同様の経験通じ、これからの自然や里山について考える入口になればと考えます。



